中島美嘉 - 僕が死のうと思ったのは [Hi-Res](132.58 MB).flac


歌手 : 中島美嘉 
语种 : 国语
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中島美嘉 - 僕が死のうと思ったのは [Hi-Res](132.58 MB).flac


僕が死のうと思ったのは


ウミネコが桟橋で鳴いたから


波の随意に浮かんで消える


過去も啄ばんで飛んでいけ


僕が死のうと思ったのは


誕生日に杏の花が咲いたから


その木漏れ日でうたた寝したら


虫の死骸と土になれるかな


薄荷飴 漁港の灯台


錆びたアーチ橋 捨てた自転車


木造の駅のストーブの前で


どこにも旅立てない心


今日はまるで昨日みたいだ


明日を変えるなら今日を変えなきゃ


分かってる 分かってる けれど


僕が死のうと思ったのは


心が空っぽになったから


満たされないと泣いているのは


きっと満たされたいと願うから


僕が死のうと思ったのは


靴紐が解けたから


結びなおすのは苦手なんだよ


人との繋がりもまた然り


僕が死のうと思ったのは


少年が僕を見つめていたから


ベッドの上で土下座してるよ


あの日の僕にごめんなさいと


パソコンの薄明かり


上階の部屋の生活音


インターフォンのチャイムの音


耳を塞ぐ鳥かごの少年


見えない敵と戦ってる


六畳一間のドンキホーテ


ゴールはどうせ醜いものさ


僕が死のうと思ったのは


冷たい人と言われたから


愛されたいと泣いているのは


人の温もりを知ってしまったから


僕が死のうと思ったのは


あなたが綺麗に笑うから


死ぬことばかり考えてしまうのは


きっと生きる事に真面目すぎるから


僕が死のうと思ったのは


まだあなたに出会ってなかったから


あなたのような人が生まれた


世界を少し好きになったよ


あなたのような人が生きてる


世界に少し期待するよ